誰しも相続を迎える前は、
遺産の分け方や税金について
漠然とした不安があります。
それは皆さま色々な思いがあり、
お金や税金以外の調整があるからではないでしょうか。

お父様やお母様の
ご生前の暮らし方により
適切な方法は異なりますし、

兄弟姉妹も、
それぞれの
今までどう生きてきたのか?
これからどう生きていきたいのか?
という思いから、
それぞれの「こうあるべき」が異なり、
本当に正しい方法は何なのか?
という問いに全員が向き合わされます。

同時に短期間に多くの手続きを行います。
・病院への書類請求
・銀行や保険会社への請求
・行政への届出
・行政からの資料の収集
・遺産分割協議書の作成
・相続税申告
・土地家屋の登記
・四十九日や一周忌の準備

 などをたった1年、
相続税申告は10か月)で行います。

すなわち相続とは
単に遺産分割や税金の問題ではなく
自分の人生を振り返り、
何が正しいのかを模索しながら、
家族関係を結び直し、
煩雑な手続きをこなしていくという、
半生を総決算する出来事なのです。

ネットには色々な情報があふれていますが、
正しい方法は?
誰に聞いたらいいの?
本当の情報は?
私たちにぴったりの情報がない
とお探しになる中、
士業がこの問題に
対応できていない現状があります。

税理士

税金が安くなる
遺産分割の方法は提案しますが、
親族間の話し合いには関与しないことが多いです。
仲裁や和解は弁護士業務であるとして、
関与を避けている場合もありますし、
そこまで業務に含めると
何度も税金の試算を繰り返すことになり、
仕事量が膨大になってしまい、
他の仕事に支障が出ると考えているからです。

司法書士
遺言書の作成や登記は行いますが、
税金については業務の範囲外です。

弁護士
ご家族の誰か一人の代理人は出来ますが、
利益相反が禁じられていることから、
ご家族全体の利害の調整をすることは出来ず、
誰かが弁護士を立てると
他の人も立てることになり、
大ごとになってしまいます。

しかし殆どは揉める以前のお悩みです。
「弟がこう言うが正しいのか?」
「どうしたらみんなの気持ちが収まるのか?」
「何だかもやもやする」
という思いを
だれか聞いてくれる部外者がいたら、
親族間で話がこじれることもなかった
という事例が多く見受けられます。

私自身税理士になってから
当事者として6回の相続
を経験し、
弁護士さんや司法書士さんと
連携して業務にあたりました。

二世代前の相続では、
対立してから
専門家へ依頼したために、
家族の心の平和や
生き方の問題や悩みは脇に追いやられ、
法律的には解決しても
心の部分では今でも未解決の課題があります。

その経験から、
お金の問題だけではなく、
これまでの経緯などお話を伺い、
それぞれのご家族のご事情に合った
手続きや家族間調整のアドバイスをし、
ときには手続きの代行を行うなど、

最初から、全部まるごと、
そのご家族の相続に
側で寄り添う存在が必要であること

また相続に関わる方々も
ご家族だけで抱えずに
誰かに頼っていいのだと
思うようになりました。

また相続前に
できる準備をしておきたいけれど
なかなか家族で話し合いを持つことができず
気がかりなまま過ごされている方も
いらっしゃると思います。

専門家に聞いてみることで
そのようなご心配を早めにし、
憂いのない、和やかな時間を
楽しんでいただけたらと、
願っております。

お一人で悩まずに、
お気軽にお問い合わせくださいましたら嬉しく思います。

お問合わせは、以下にお寄せください。
mirai.souzou.souzoku@gmail.com