グレートリセットで、従来の資産防衛策が有効ではないかも知れませんが、それでもできることはあると考えます。
以下、今後の資産保全の方法について考えたいと思います。
5.資産保全の方法
資産保全のため
・今後伸びそうな新興国の不動産投資や、
・成長しそうな会社の株購入、
・日本円以外の外貨保有、
・仮想通貨
・プライベートバンク、
・海外の保険を使ったファンド購入などを挙げる方もいらっしゃると思います。
投資の原則は「卵を一つのカゴに盛らない」ですから、どれかがダメになっても、どれかが残るようなポートフォリオを組むのは良いと思います。
しかし以前からそのような投資を行っていなかった人が、知識も人脈もなく、資産保全の目的だけで海外不動産や株への投資をするのは、危険な部分もあります。残念ながら詐欺のような案件も多くみられ、急ごしらえで資金移動し、残念な結果になってしまった案件を最近何件か拝見しました。
もしこれらの物に投資をするなら、本腰を入れて勉強して、新しい事業をするくらいの意気込みで、チャレンジした方が良いと思います。
誰かに任せっぱなしでは、資産を増やすことも守ることも難しい。ということを知った上で行ってください。
私が考えている資産保全の方法は以下の7つです
①今後価値が上がりor収益を生む可能性のあるものへの投資
②市場価格より評価額が低いものへの投資
③金銭に換算できないものへの投資
④生活資産への投資
⑤保有していることが満足につながるものへの投資
⑥良い仲間と繋がること
⑦あきらめない気持ち
以下、詳しく説明します。
① 今後価値が上がりor収益を生む可能性のあるものへの投資
・おそらく最初に浮かぶのは、金や銀のコインの購入でしょう。
・仮想通貨も考えられます。
・不動産業の方であれば大容量高速Wi-Fiや、ワーキングスペース付物件に変更したり、コロナで人口増が見込める地方への投資も考えられます。
・在宅ワークで空いた時間を利用して、副業を始めてもいいと思います。
・農地を購入して移住するのも面白いかもしれません。
・コロナで生まれる新しい事業への投資もいいと思います。世の中に貢献できる事業に投資していれば、目先のストックが無くなっても怖れることはありません。
「浪費」でも「消費」でも「博打」でもなく、「投資」はいつの時代も有効だと思います。
②市場価格より評価額が低いものへの投資
これは通常の相続税の節税でも行われますが、
市場価格が1億円で、国税庁が発表している財産評価額が市場価格より低価格な不動産を購入し差額で節税をするというものです。
将来、インフレに振れた場合にも有効です。
③金銭に換算できないものへの投資
子供の教育、自己投資、健康増進、信頼関係など金銭では測れないものへの投資です。海外のビジネススクールも一部オンラインになっていますし、私の周りでも何人か受けています。語学を学んでいる人もいます。能力やスキルの向上に対する投資は将来の収益の源になります。ジャンクフードを食べず、野菜を摂り、デジタルデトックスをすると、頭や心身が働きます。
また何を失っても「だから何?」「それがどーした?」と復活し、次に行けるメンタルを育てることも大事だと思っています。
③ 生活資産への投資
過去の例を見ると、生活に必要な資産には課税されません。クーラー、テレビ、パソコン、発電機や蓄電器などの高価な耐久消費財への投資も良いと思います。
また、食料備蓄もしたほうが良いと思います。冷凍庫を購入するのもお勧めです。生産工程からワンフローズン(一度も解凍されていない)の魚介類・肉類は半年は保存可能です。
⑤ 保有していることが満足につながるものへの投資
自分の満足が高く、それが継続されるものへの投資はアリだと思います。
コロナ前に自宅を買ってしまったと嘆いていらっしゃる方も、夫婦やお子さんの住環境や学習環境が向上したのであれば、良かった点に目を向ければ良いと思います。
また家の修繕も同じだと考えています。お金が300万円しかないのに、300万円の修繕をするのは勧めませんが、同居する親のために、階段に手すりを付ける代金として50万円を出費するのでしたら、躊躇することはないと思います。
快適で安心できる環境を作ることは精神安定に役立ちます。
⑥良い仲間と繋がること
この大変革期に
「お互いのスキルを物々交換しよう」
「あなたに仕事を任せたい」
「この人と一緒にやりたい」
「一緒にいると安心する」
という仲間や家族との繋がりが、何よりも価値があると思います。
先が見えない時代、自分を勇気づけてくれるポジティブな人と繋がるのも良いと思います。
⑦あきらめない気持ち
「仕方がない」と多くの人が思った時に、それは現実になります。
仕方がないと受け入れるということは、私たちがそれを政府に許すということです。
デジタル通貨の動きは進むでしょうし、基軸通貨も変わるかもしれません。だからといって、どさくさに紛れた資産没収を許す必要はありません。
以上対策を述べてまいりましたが、
それぞれの状況によって、採用する方法は変わると思います。
選ぶときにお勧めなのは、
「失敗したくない、損したくない、失いたくない、正解は何?」という怖れの気持ちではなく
「自分は何を望むのか、自分が価値があると思うものは何か、どういう未来を描きたいのか?」というポジティブな視点で考えることだと思っています。
そういう視点で選んだものは、多少経済的価値が下落しても後悔しませんし、未来のリターンの布石になります。
また今後は産業革命や明治維新を超える変化が訪れると思っています。過去から学ぶことも有用ですが、それを超え、予想もできない変化がやってきます。
そのときに大事なのは
「過去の成功法則」や「今までの流れ」が
崩れることを嘆くのではなく、
この変化をどうやって楽しもう?
どうしたらもっと良くなるのだろう?
発想の転換だと考えます。
自分には発想転換なんて無理だと思うでしょうか?
私たちはステイホーム期間に、満員電車に乗らない快適さや、家族といる時間の大切さを知りました。
人間の経済活動が停止したため、中国やインドの大気汚染が改善し、ベネチアの水路が透明になり、オーバーツーリズムもなくなりました。
ネガティブに思われることの中にも、これを拡大したい!というものが見つかります。
変化を怖れず、「世の中をよくするために、自分は何ができるか?」に心を向け、良き未来を創造する。
それは今守ろうとしているお金を超える、豊かな富を生み出します。
特に、情報、精神、自然、共生、ネットワーク、個人をキーワードにしたものの中から見つかると思っています。
6.準備したもの
大事なのは心の持ちようだと思いつつ、
それでも具体的に準備したものを見せて欲しい!という方のために、
この半年間でしたことを列挙します。
・食料の備蓄
・水の備蓄(飲用・雑水共)
・常備薬
・ソーラーパネル(既存物の点検)
・灯油ストーブ
・冷凍庫
・ベッド(安眠し、疲れをとるため)
・書籍(本棚)
・新しいPC
・大容量高速Wi-Fi
・セーフハウス
・自動車(発電機代わりになる)
・金融機関の分散
・ポートフォリオの50%の組換え
・畑のレンタル
・個人のつながりの棚卸と、結び直し
・オンラインサロンへの参加
・ITの講座受講
・新しい事業の仕込み
・ブログやYouTubeへの挑戦
・瞑想の習慣化
なんだかんだ用意しましたが、
この際なので、帝国ホテルや松本楼の高級レトルトカレーを買おう!とか、
子供と添い寝していた時代のベッドだから、そろそろ買い替えようとか、
別荘って何気に秘密基地っぽいとか、
畑って気持ちいぃぃぃ!と発見した!とか
この事業をどういう仕組みでやっていこう?
「すんごい勉強した―」という充実など、
「楽しい」「しっくりくる」「癒される」「気分が上がる」というアンテナで選びました。
コロナだから、金融危機がやってくるから、と縮まらず、
やりたいことして、進みたい方向に進む。
どうせ、想像もしない変化がやってくるなら、
常識とか、普通はとか、大人として、などは取っ払って変化の波乗りを楽しんだ先に、
未来が開くんじゃないか、と思っています。
ブログ更新の時期のお問合わせを頂いたのですが、不定期すぎるブログなので、LINEで通知させていただく方法が良いかと、眠っていた公式アカウントを掘り起こしました(笑)
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