3回目の滞在は
テーブルの搬入に合わせた。
この空間にはこれ!と決めた
ダイニングテーブルをお迎えするのだ。

ショールームで
最初に選んだテーブルの素材はチェリーだった。
白くなめらかな色調が緑に映えると思った。
でもチェリーは北米から運ぶらしく、
納入に2か月かかるらしい。

待っていたら11月末になってしまう。

カリモクさんに伺ったところ、
同じテイストで日本のオークなら
1か月で納品できるとのこと。

納期が短くなり、
おまけに日本の木材で、国内製造。
その方が断然いい。

山や森は間伐をしないと
木々が干渉しあい、
下に日が当たらなくなり
使えるような木が育たないと
木材協会の方に聞いたことがあった。

昔は山を里山として大事に手を入れ、
木材を切り出して
バランスが取れていたけど、
今は簡単に安く輸入材が入るので、
需要が減り、
守る人が減り、
木材業界も林野庁も危惧しているらしい。

コロナで国内企業を応援したい気持ちも
高まっているし、
日本の森林資源も守りたい。

迷う余地はゼロだと即決した。

また今回の滞在では
ちょっと驚く出会いがあった。
不動産を仲介してくださった先輩から
お知り合いを連れて
建物を見に行きたいと電話があった。

何でも、会食中に私の別荘の話をしていたら、
是非見せたいと思う気持ちが
湧いてきてしまったらしい。

今回も家族同伴でなく、
1人だったので、快諾したところ、
なんとも賑やかなご夫婦がいらした。

そして、
ご実家は?などと世間話をしてみると、、、、

なんと!
高校時代の友人の妹さんだった!!!
学生のときに彼女のご実家に
遊びに行ったこともある(笑)

その友達とはいつも予想外のところで会う。
知人の結婚式に行ったら、ばったり会ったり、
北海道にスキー旅行に行ったら、
スキー場で、「も、もしかして?」と、
お互いを見つけてしまう。
そのときも子供の教育について一緒に長話した。

そして、妹さんは、
15分くらい離れた場所に
別荘をお持ちとのこと。

「そんな偶然あるのね!」
とお互いに狂喜乱舞(笑)。

重ねて翌日、
「軽井沢の紅葉が綺麗」
とSNSに投稿したら、
別の高校時代の友人から
「私も1時間前にそこにいた!」
とコメントをいただいた。

2人とも私に影響を与えてくれた、
大好きな友達。
なんたる偶然。
きっとこれは何かのメッセージだ。

高校×軽井沢かな?
何か私たちに共通するテーマがあるのかな?

こういう謎掛けをして、
こっちかな?あっちかな?と
点と点を結ぶ作業を楽しんでいると、
そのうち必ず、
「これかー!!!」
という答えがやってくる。

今回はなんだろう?
女性同士が手を取り合うことかな。
家や子育て、古い価値観から解放され、
新しい世界を共同創造することのような気もするな。

ほんと驚くくらいシンクロが続く。

この先がどんな展開になるんだろう。
何も決めず、
ただやってくる豊かさを受け取ってみようと思う。