お金とはパーソナルなもの |

お金に関して、
万人に有効なテンプレートはない。

それは同じ親の元に生まれ、
同じ教育を受け、
同じ信念を持ち、
同じ時期に同じ人と会話を交わした人が
誰一人として存在しないのと同じで、

パーソナルな要素が
何重にも絡み合っているから。

例えばもう充分成功していると思われるのに
不安で仕方ない人もいるし、

かなり追いこまれているように見えるのに
嬉々として次の展開に向けて動いている人もいる。

またある人に当てはまった成功法則が
必ず誰かにはまるわけでもない。

このようにお金の問題は
個々の積み重ねてきた人生により
解決方法が異なるのだ。

なのでお金を得たいとか、
不安を解消したいという場合、
まず自分はなぜ得たいのか？
なぜ不安に思っているのか？

という自問自答から始める必要がある。

もちろんいくつかの手法、

仕組みをつくるだの、
成功者のビジネスパターンを真似るだの、
自分のタイプや類型分け、
市場の分析、
得意分野の棚卸し、
知らず知らず身につけてしまった
お金に対する思い込みや
トラウマの昇華などを、
やってみるもいい。

これらを教えている人や
自己啓発本は多くあり、
私自身も、これをコンサルに組み込んでいるし、
それなりに気づきや効果がある。

でもこれを全部やっても超えられない壁がある。
だってこれは手法、テクニックだから。

もちろん
壁を超える方法はある。

このコロナの時代に、
自分のストーリーの階段を駆け上ってる人は、
言語化できなくても
その方法を心で知ってる。

富は
打算や計算など入る隙間もなく、
自分自身に集中し、
ジャッジを手放し、
出来ることにエネルギーを注いだ先にあると。

そして本当の富とは数えられないし、
誰にも奪えない。
したがって無くすこともなく、

お金は単に富を構成する
一つの形態に過ぎないことを。