軽井沢に別荘を持つことになった体験記を
①~⑥まで綴ってみました。
別荘や、二拠点生活、移住について
お考えの方がいらっしゃいましたら
ご参照くださると嬉しいです。

漠然と、
別荘を持つなら
気候の良いハワイがいいと思っていた。

でも国際線が飛ばない昨今の状況を見て、
自力で行けない場所は不便だし、
行けないのに維持管理費だけかかる場所を
これから買うのもなぁと思っていた。

それに
・旅行がままならない中、
庭に出れば癒される場所で、気兼ねなく過ごしたい
・自然に囲まれた場所に身を置きたい
・財産税の観点からも現預金を他の資産に替えておきたい
(もちろん不動産も課税はされそうだが、
それでも何故不動産に替えようと思ったかは別のブログにて)
・別荘にセーフハウスの機能を持たせる意味から、
車で行ける場所が好ましい。
とも考えていた。

そこで急遽思い立ち、
日頃から自然豊かな軽井沢生活を
ご投稿さなっている、
大学の先輩を訪ねることにした。
不動産業を営む方なので
ご相談させていただくにはぴったりだけど、
Facebookで繋がっているだけで、
リアルではご面識はない方、、、。
しかしその躊躇を超えさせる
「東京以外の地への渇望」が、勇気を出させた。

8月になると忙しいという先輩の事情もあり、
7月中旬に訪問日が決まった。
当日は、10件近い建物や土地を回って下さり、
軽井沢の相場観を実例をもって教えて下さった。

一口に軽井沢といっても、
山の中、管理費のかかる別荘地、
商業施設に近い場所、
傾斜地、平坦地、
ログハウス、最新の高気密高断熱住宅など
様々な物件があり、

冬場は氷点下を下回る寒冷地特有の住まい方も、
レクチャーいただいた。

お話してみると共通の知り合いが多く、
ご縁を感じ、
ご自身も東京と軽井沢の
二拠点生活から移住した経験をお持ちで、
別荘に対する価値観もぴったりだった。
誰も知らない土地でこんなに心強いことはない。

また7月下旬に
三菱地所が軽井沢に
ワーケーションオフィスをオープンし、

先輩はそこに付帯するcafeの
オーナーになることが決まっていた。

ワーケーションオフィスには、
緑に囲まれた気持ちの良い空間で、
高速大容量なWi-Fiも入っていて、

東京から新幹線でわずか1時間で来れるため、
多くの経営者の方が見学に来ていらいて、
別荘というより、

ここで仕事をしながら二拠点生活をしたら、
どんなに楽しいだろう!とワクワクしてきた。

ふと、昔から長野にはご縁があったことを思い出した。

キリスト教育を受けた父の影響で
清里の清泉寮や軽井沢に何度も遊びに来たし、
中学高校の山荘も軽井沢にあった。

30代のころからお世話になっているメンターも
冬場だけ東京に住み、
春夏秋を軽井沢で過ごしながら仕事をしていた。

義母も長野県の出身で、
今も親族が農業を営んでおり、
巷で食糧難がささやかれる中、
何かと安心。

ここまで入念に伏線が引かれていると、
「ここにしなさい、ここは約束の地です」
と神様が言っているように感じた。

人生も半ばをとっくに過ぎていて
病気もして、第二の人生は
好きなことをすると決めたはず。
イスラエルの民とは違い、
私は流浪せず、迷わずたどり着きたい。

「軽井沢にする!」
と決心を固め、
上越新幹線のグランクラスを体験しながら
帰宅の途についた。

次は「憧れの物件との出会い②」に続きます。